history

HISTORY 歴史・沿革

1950年設立の遠藤製作所は時代の変化に柔軟に対応しながら、事業の多角化とグローバルな展開を進めてきました。​現在では、ゴルフ分野、鍛造分野、メタルスリーブ分野、医療機器分野、航空機分野で、さらなる成長を目指しています。

事業の多角化と
国内市場への進出

Diversification and Entry into the Domestic Market

1950

年代 創業とミシン部品製造の着手

新潟県燕三条地域の地場産業である金属加工に端を発して設立された遠藤製作所は、需要が拡大していたミシン市場に着目。ネジ回しを皮切りに各種ミシン部品の製造に着手しました。地域で培われた金属加工技術を活かしながら、市場ニーズに応える確かなものづくりに取り組みました。

1947年2月 新潟県燕市で創業者 遠藤栄松が個人でミシン部品の製造を開始
1950年11月 ミシン部品の製造販売を主軸とした株式会社遠藤製作所を設立(資本金240万円)

1960

年代 キッチンツール製造と海外進出

新潟県燕市の洋食器産業が急成長を遂げるとともに、ターナーやレードル、スプーン、フォークなどのキッチンツールの製造を開始。販路を海外に求め、輸出用ステンレスキッチンツールで大きなシェアを獲得しました。

1962年3月 新潟県三島郡三島町に洋食器調理用具の研磨工場を設立
1968年5月 ゴルフクラブヘッドの製造・販売を開始

1970

年代 事業の多角化と国内市場への進出

ミシン、キッチンツール、器物、洋食器、金型、ゴルフクラブヘッドなど製造品目の多様化に伴い、6事業に規模が拡大。輸出だけでなく、国内販売へのアプローチも開始しました。

1975年2月 株式会社協鍛(新潟県西蒲原郡吉田町(現・燕市)、鍛造業)の株式を54.1%取得し子会社化
1977年2月 ゴルフ用品販売を目的として、新潟県燕市にエポンゴルフ株式会社を設立

事業再編と
自社ブランド確立

Business Restructuring and Brand Establishment

1980

年代 事業再編と自社ブランド「エポンゴルフ」の立ち上げ

6事業を統合し、ゴルフ事業、ステンレス事業、精機事業を軸にしたものづくりに再編。エポンゴルフで独自ブランドのゴルフクラブ開発・製造を本格的にスタートしました。

1984年11月 事業体制を「ゴルフ事業部」「ステンレス事業部」「精機事業部」に分割・再編
1989年4月 ゴルフ用品の製造拡大のため、タイ国バンコク市にENDO THAI CO.,LTD.を設立

グローバル生産体制の構築

Building a Global Production System

1990

年代 海外製造体制の構築とタイ進出

海外での製造体制の必要性を感じ、タイに進出。1989年のENDO THAI CO.,LTD.の設立を皮切りに、ゴルフクラブヘッド、ステンレス部品、鍛造部品、各事業における量産体制を整え、事業体質強化を図りました。

1992年5月 ステンレス事業の生産拡大のため、タイ国チャチンサオ県にENDO STAINLESS STEEL(THAILAND)CO.,LTD.を設立
1996年4月 子会社の株式会社協鍛が鍛造品製造のため、タイ国チャチンサオ県にENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.を設立

2000

年代 新たな事業展開とメタルスリーブ製品の開発

ゴルフクラブヘッド製造、ステンレス部品製造、鍛造製造の3事業において、それぞれの強みを活かした新たな事業展開を模索。メタルスリーブを軸に新たな製品づくりを本格化しました。

2002年4月 自社開発の新製品、ステンレス製極薄管(メタルスリーブ)の製造・販売を開始
2009年4月 医療機器の製造・販売を開始

新市場開拓と
持続的成長

New Market Development and Sustainable Growth

2010

年代 製造体制の整備と医療機器分野への進出

3事業における量産体制の整備に着手。日本・タイ間のネットワークを活かした製造体制により、アジア圏内におけるシェア獲得という目標を掲げました。培った鍛造技術で医療機器製造にも着手。

2012年10月 鍛造事業の製造拡大に向けて、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.の工場を増築・拡張
2018年1月 ゴルフ事業の製造体制の最適化・生産効率の向上のため、ENDO THAI CO.,LTD.の2工場を1工場に集約

2020

年代 多岐にわたる事業と持続的成長

ゴルフ、自動車、OA機器などの分野で高精度な部品を製造。また、技術革新を通じて、医療、航空機といった新たな市場にも進出しました。タイ工場を中心としたグローバルな製造体制を強化し、国内外での競争力を向上。また、OEM取引先との長期的な信頼関係を築き、安定したビジネス基盤を維持しています。

2024年2月 中期経営計画を発表
2025年2月 日亜鍛工株式会社を完全子会社化
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遠藤製作所はお客様の製品開発段階から技術提案型の開発パートナーとしてプロジェクトに参画しています。製造方法の最適化や素材転換提案、金型製作、量産化、コストカット、軽量化など、遠藤製作所の知見や技術を活用しつつ、実現可能なソリューションをご提案します。